朝のはじまり

贅沢な朝

毎日、必ず平等に朝はやってくる。夜、何時に寝ようが、またいつもの朝がやってくる。

私は、毎朝5時過ぎに起きたら出勤後の8時過ぎまで座らない。それが私の朝。

メイクをするのも朝ごはんを食べるのも、ずっと立ったまんま。そして、出勤後に自分の席に座った瞬間にやっと一息つく感じが、かれこれ4年も続いている。

理由はひとつ。私が起きたらすぐに息子たちが起きてくる。そうすると、何だかんだ振り回されるから、いちいち立ったり座ったりが面倒だし、効率が悪い。

そして「今座ったところなのに!」と思うと、余計に振り回された感が強くなって、イライラしたり、腹立だしくなったりするから私はいつの間にか座ることをやめてしまった。 

だから行儀が悪いけれど、私はいつも立ったまんま朝ご飯を食べながら、息子たちに次やることの指示を出す。

水筒にお茶を入れ、学校の連絡帳に連絡事項を書いたり、色んなことを同時進行でこなすので、正直言うと朝ごはんを食べた気がしないけれど!まぁ、いつものこと。

贅沢な朝

そんな毎朝のバタバタから開放されたのが先日のお盆休みだった。相変わらず息子たちは「アレして、コレして」と、好き放題に欲求をぶつけてくる。

いつものように「ママ、ココア!」と言われ、いつもなら簡単にお湯を注ぐだけのココアが我が家のド定番ココアなのに、この日はまず牛乳を温めるところからスタート。

牛乳が大好きな4歳の次男は、未知なる飲み物に目をキラキラさせている。大好きな牛乳がさらに美味しくなるに違いない!と確信したように「贅沢やな!」と一言。嬉しそう!

子どもって、どこで覚えてきたの?と思うような言葉を使ったり、言い回しをよくする。「贅沢」もまさにそれであって、使う場面もふさわしいからビックリする。

そして何よりも、いつもは電気ケトルでお湯を沸かすことにさえもバタバタしながら、ココアにお湯を注ぐ私の姿をよく見ているのかな、と思うような一言でハッとする。

私にとってはミルクココアを入れてあげられる、その時間の余裕こそが贅沢。牛乳を温めることにバタバタしない。

子どもたちがダラダラとご飯を食べていても、気持ちが焦らないから、怒鳴ることもない。なんて平和!

こんな日が1日でも多くなればいいのに。と未来に続く1日のはじまりに目を細めた。

不自由な女神 ヒラリー

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